家庭を支える苦労は大変なもの
結婚したいと考えるのは、やはり男性よりも女性のほうが多いようです。
女性には出産という一大イベントがありますので、できるだけ若いうちに産んでおきたいから、ということも理由として考えられます。
結婚すればダンナに働いてもらって専業主婦で楽できるから、という人もいるようですが、これだけの不景気で失業率がどんどん上がっている中、結婚が永久就職になるとはとても思えません。
ものすごい資産家と結婚したということであればまだしも、一般的なサラリーマンと結婚するのであれば、お金の苦労は独身のときよりも大変になることだってあります。
女性が結婚をデメリット感じる大きな理由は、「家庭生活のすべてにおいて女性の負担が大きい」ということではないでしょうか。
例えば共働きで妻もフルタイムで働いていたとしても、掃除や洗濯、炊事のほとんどを妻が任されているという家庭は少なくありません。
夫は残業があれば「残業だから」と平気で遅く帰ってきますが、妻は「家のことがあるから残業しないように頑張らないと」と考えます。
そのうちに「どうして私だけ?」と思うようになって、夫婦げんかに発展していくわけです。
愛情の差が出てくることが辛い
結婚してもラブラブでいたいと考えるのも、男性より女性が多いように思います。
特に専業主婦になると、人との関わりの中心が夫のみなってしまうことも少なくないので、夫に冷たくされるのがすごく辛いと感じるようです。
付き合っているときは夫もやさしかったのに、結婚してからあまり相手にしてくれなくなった、結婚前は誕生日のプランもいろいろ考えてくれていたのに、結婚後は誕生日を忘れている年もあるなど、結婚することで愛情表現が薄くなることは、女性にとって大きなデメリットになります。
「釣った魚に餌はやらない」のは、確かに女性より男性のほうが多いかもしれません。
もちろん女性でもそういう人はいますが、家庭をもつということに対して比較的前向きなので、男性ほど顕著に表さないということも考えられます。
お金よりも精神面のデメリットを感じる
男性は自由がないなど自分に対するデメリットを感じるのに対し、女性は相手の人間性などにデメリットを強く感じる傾向にあります。
素敵な人だと思っていたのに結婚後はだらしなくなってしまった、結婚後は家事に積極的に協力するといっていたのに、協力的だったのは最初の1ヶ月だけだったなど、相手に対する不満をデメリットだと思うようです。
これは、女性のほうが人生の中心に家庭を持ってくる人が多いからではないでしょうか。
家庭を中心にいろいろなことを考えるから、家庭内の負担が妻にどんどんのしかかっり、デメリットとなってしまうのかもしれません。