現実との違い
結婚をしたくない・できないと公言している人でも、かつては結婚をしたいと本気で思っていた時期を経験していたりします。
ところが、年齢を重ねるにつれて自分が考えていたような結婚をすることが難しいということに気が付き始めて、そこから一気にやる気をなくしてしまうというケースも少なからずあります。
ある程度年齢が高くなってから結婚に対してメリットを感じなくなるタイプには、もともと持っていた結婚への理想があまりにも高すぎたためにその落差をうまく自分の中で埋めることが出来ないということがあるようです。
そこで、若い時期によく抱きがちな結婚への間違った認識・危険な認識とはどのようなものかについてをいくつか挙げていくことにします。
まず、最も危険度が高い認識は「完璧な結婚」というものをあまりにも追い求めてしまうような場合です。
若い時期というのは結婚へ直接関わらなくても恋愛や普段のお付き合いでもより理想に近い形を追い求めます。
付き合うときにはある程度妥協はあっても、一生をともにするであろうパートナーとなる人にはできるだけ完璧に近い関係であってほしいと思ったりします。
そのため結婚を意識する年齢になっても、付き合っている相手に対して理想とくらべて欠けている部分ばかりが気になってしまい、結婚という行動にどうしても踏み切れなくなってしまうのです。
結婚相手にある程度の条件を求めることは仕方がないとしても、条件がいつのまにか優先されてしまうようになると、結婚という具体的な行動が遠くなっていってしまいます。
結婚の意味
反対に、結婚をするということそれだけが目的になってしまっていても、結婚ができにくくなることがあります。
ありがちなのが20代後半に入ってからの女性で、付き合う相手や少し友人よりも親しくなったような人に対して、結婚したいというオーラが全面に出すぎてしまい、それが相手に「重い」という印象を与えることにもなってしまいます。
だれでもいいから結婚したいというような気持が透けて見えてくると、迷いを感じている男性に引かれてしまったり、逆にその焦りにつけこまれて金銭や肉体関係などをむしり取られてしまうということもあります。
そしてそのような経験をしてしまうと、人間不信に陥って結婚に魅力を感じなくなってしまうというわけです。
理想的な結婚とは自然な気持の流れで行うものなのですが、やはりそれは難しいことのようです。
結婚相手に迷ったら、プロの相談所などに行くのがよいかもしれません。