「結婚できない男・女」にならないために
結婚したいけれどもなかなかいい相手に巡りあうことができない。
お見合いパーティーなどで連絡先を交換する人が何人かできたけど、そこから本格的に付き合いに発展することがほとんどない。
そんなふうな悩みを持っていませんか?
結婚をしたいという願望はかなり強いところで止まっているのにどうしてもうまく婚活を進めることができないという人の場合、もしかしたら結婚相手を探すための心構えが根本から間違っているかもしれません。
結婚というのは車や家を買うのとは違い、人と人とが共同で生活をしていくための信頼関係を長期にわたって築いていかなければいけません。
そのため結婚相手の候補となる相手に対して「この人と一緒になって本当に大丈夫なんだろうか?」というような疑念を抱かせるような行動を意識的にも無意識にもとっていないかということを一度きっちりと振り返ってみることが大切です。
人間的にどうしても受け付けないというわけではないけれども、実際に結婚して籍を入れるとなるこの人では将来に不安がある。
そんなふうに思われてしまう人というのはいくつか共通した傾向があります。
「結婚したくない男」になる瞬間
お付き合いをするならまだよいのだけど、結婚をするとなるとどうしても気になるという男性の特徴としてまず最初に挙げられるのは「金銭感覚がだらしない」ということです。
結婚相手に望む条件として年代を問わずトップに挙げられる男性の条件が「経済力」であることの裏返しですが、結婚後に自分の趣味やギャンブルに湯水のようにお金を注ぎ込み続けているようでは一緒に生活をし子供を育てることに女性は大きな不安を感じることでしょう。
結婚相手をこれから本気で探したいと思うなら、お金がかかりすぎる趣味やギャンブル習慣は早めにやめるようにするのがよいと言えます。
また時代錯誤的に「女は男を立てて当然」というような上から意識を強く持っていても結婚の大きな障害になります。
普段の態度から女性を見下すような態度をとっていたり、自分の許可がなく行動や言動ができないようにするかのような言い方をしていると、女性は結婚後の不自由を悟り「この人とは結婚できないな」という気持ちを持つようになります。
これからの結婚は男女が対等な立場で話し合いをし、生活を築いていくという意識を持てるようにしていないと結婚までうまく運んでいくことはできないでしょう。
「結婚したくない女」になる瞬間
結婚願望があるのになかなかできない女性に共通しているのが「高すぎる理想を持っている」ということです。
典型的なのがいわゆる「3K」という数十年も前からあるような条件である「高収入・高身長・高学歴」にこだわりそのいずれかが揃っていない人は門前払いというような理想です。
確かに条件がよい人と結婚したいと思う気持ちはわかりますが、何もかもの条件がそろった完璧な相手というのは仮に時間をかけて相手を探したとしても見つかる可能性はかなり低いものです。
すべてにおいて自分の希望に合っていない人は絶対にだめ、というような態度をとっているうちは今目の前にある出逢いに感謝することができなくなります。
理想的な条件を持つことはよいのですが、その水準をあまり高いところに設置しちょっとでも合致しない部分がある人はだめというふうな考えを持っているうちはおそらく半永久的に結婚相手を見つけるということはできないでしょう。